SSブログ

実学としての計量経済学 [マーケット]

通貨安が何故景気刺激的に働くのか、については過去のエントリーでも、くどいくらいに述べてきた。
しかし、実を言うと過去の経験則の域を出ていない面がある。
量的緩和は景気に有効なのか?⇦実際アメリカで有効だったから、という大雑把な捉え方なのである。
デメリットもあるし、絶対正しいとは言えない。
だから、「円安なんて逆効果」などの反論が出て来ても、全然おかしくはないのである。
ここが経済学の面白い所で、全てが理詰めで片付くものではない。
多分、統計学のような側面も持っているのだろう。
なので、よくお医者さんに例えられる。
その薬を飲むと、何故だか良く分からないけれども、何パーセントかの確率で治ったりするのである。
よって、経済学では結構データを重視する。
データから、明日には全く新しい理論が生まれているのかもしれない。
そんな探求心が必要なのだ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。